夏休みですね!
社会人的にはあと数日ですが、連休があるだけマシですよね…
夏休みの宿題で、読書感想文があったなぁ。
当時は苦手だったけど、今なら書けそう!
学生時代に論文とかレポートで鍛えられたから←
今ならもうちっとマシなの書けるんだけどなぁとか思ったりね。
文章力ないけど(iДi)
連休の間、遠征以外はヒマを持て余していたので
何冊か文庫本読んだのですよ。
『母性』(湊かなえ著)
『禁断の魔術』『虚像の道化師』(東野圭吾著)
『今日から「姐」と言われても』(響野夏菜著)
そして、今日は『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(七月隆文著)を読みました。
せっかくなので、夏休みっぽく感想文でも書いてみようかなと。
読書記録みたいなのつけておきたくて。
以下、ネタバレを含みますのでご注意あれ☆
最後まで読んで、もう一度頭から読み直したいと思う作品とは今まで何度も出会ってきたけれど、この作品は思うだけでなく、実際にそうすることが間違いない作品だ。
前半部分は、1組のカップルが知り合って、親しくなっていく、付き合い始めのピュアで幸せな物語が描かれていて、読んでいるこちらまで幸せな気持ちになれる。
いわゆるリア充。そうリア充感が半端ない。
人が恋に落ちて、大切にしたいと言う恋愛の流れが実に忠実に淡々と流れていくのかな…と思ったら、後半でその期待は大きく裏切られる。
タイトルからして、時間を移動してデートをやり直しする話なのかな?って思ってたけど、全く違った。
タイムトラベルとパラレルワールドを1つにしたような話、と言えば分かりやすいだろうか。
時間は常に流れている。過去から未来へ。そして繋がっている。
流れが1つの方向とは限らない。
この物語は、今私たちがいる世界の時間の流れが、この文章のように「左から右」だとすると、「右から左」に流れている世界の物語。
だから、実はタイムトラベルでは無いのだ。
確かに、読み進めるうちに、「ん?」と引っかかる箇所がある。
主人公もそこに引っかかる。
このからくりを知らされた時、幸せだったカップルが一気に切なくなる。
全て、彼(主人公)にとって初めてだったことは、彼女にとって最後の事だから。
初めてがあれば、いつか最後がやってくる。
そんなことは分かってる。
けれど、それがこんなにも切ないなんて…。
こみ上げるものを抑えきれず、電車内だったのに涙が止まらなかった。
彼は20歳で、彼女は5歳で運命の相手と出会った。
終章の次のエピローグは、1行毎に涙が溢れてしまい、読むのに時間がかかってしまった。
1度だけ重なった二人の時間がまた別々に動き出すのだ。
一生に一度の恋。
文字にしてしまうととても軽い気がするが、ぜひともこの本を読んでそれを感じてもらいたい。
んー
やっぱ文章ベタ(TωT)
ホントに私、国文出てるんだろうかと謎。
感想文とは、相手にその本を薦める事を書けばいいと思うのよね。
この私の稚拙なのを読んで、少しでも作品い興味を持ってもらえて、さらには読んでみらえたら成功だと。
恋がしたくなる作品…ではないと思う。
前半だけ読んでればそう思わなくもないけど。
「そうそう、付き合いたてってそうだよね」と共感しつつ、読んでた。
昔を懐かしく思いながら読んでしまった。
この本は、高校生くらいで付き合いたての恋人がいる人とかに読んでもらいたいかも。
今どきの子は、本読まないのかな?
タブレットで読んじゃうのかな?
本読むの苦手かな?
中学に実習行った時も結構いたな・・・
そういう子には「マンガでいいから読め」と勧めておいたよ←
マンガすら読めない子もいるらしいので。
ゲームや映画や舞台では得られない世界が本にはあるのにね。
本は自遊(じゆう)なのに。
実写じゃないから、想像して創造できる…だから私は本が好き。
最高の一人遊びだもん。
ウチは両親とも本を読むタイプではないけれど
弟も私も本が好き。
マンガも小説も。
なぜなら、ヲタクだから←
弟は通勤時にポケットに文庫本を入れて、往復時に読んでるらしい。
1日に1冊くらい読んでるそうな。
私はそこまでは読まない。
休みの日なら読むけど、大抵は1週間で1冊くらいかな。
マンガならいくらでも読めちゃうんだけどね。
画面よりも紙
インクの匂い、紙の匂い…本の素晴らしさを味わってもらいたいな
という想いを託し、PCを閉じます。
おやすみなさい☆
追記
読書感想文は本来、自分ならこうしたいああしたい…って書かせるもんだと思うけど、私は今回あえて書かない。
子供用ならそれでいいけど…って思っちゃうんだよね…だから私、教師向いてないなって思った(笑)
これをまんまコピペして提出したりしないようにね←
感想文とは若干趣旨違うからアカンよ(笑)