カシャッ!
っと携帯のカメラの音に
振り返ると勝手に俺の携帯片手
にカミさんニヤニヤ
俺『何撮ってんだよ!』
妻「何撮ってんだよじゃないよ
何やってんの?」
『何って
雨戸締めてんじゃん
見りゃわかんだろ』
「そんな事聞いてんじゃないの
順番逆じゃない?
普通部屋着に着替える前に
閉めない?」
『順番?』
「順番どころかジーンズ
が先って…
帽子とかマフラーを先に
とるのが普通じゃない?
向かいの家からまる見えだよ
みっともないよ…」
『俺が家ん中でどんな順番で
着替えても良いじゃん
大体みっともないって
なんだよ
みっともないどころか立派な
もんだと思ってますけどね~』
「本当にあ~言えばこ~言うね
少しは素直に人の言う事
聞けばぁ
そんなんじゃ皆に頑固じじぃ
って言われるよ」
『俺さぁあんまり人の言う通り
に動くの好きじゃないん
だよね~
駅でもあんじゃん
〈電車が入りますので白線の
内側にお下がりください〉
って駅のホームのアナウンス』
『それが何?』
『そん時意地でも下がりたく
ないもん』
「そこは下がろうよ…」
『あれっ?今飽きれた?』
「ハァ~…
もういいから早くお風呂
入っちゃいな」
と昨日の夜のカミさんとの会話
また怒らせちまった
そこまでは機嫌良かったのに!
さぁ今日仕事仕事!
張り切っていきまっしょい