督促状を無視するとどうなる?

督促状と聞くと「なんとなく、まずい状況」ということは理解しているものの、実際に無視するとどうなるのかを分かっていない方も多いのではないでしょうか。 結論から言いますと、督促状の無視は非常に危険です。 最悪の場合、訴訟を起こされたり、財産を差し押さえられたりする可能性があります。 督促状は決して無視してはいけません。


「督促状」の読み方は?


督促状(とくそくじょう)とは

督促状とは、住宅ローン等の支払いが滞った場合に、債権者(金融機関等)から債務者(お金を借りている人)に対して「〇月〇日までに入金してください」という支払期日と入金されていなかった金額が明示されている請求書です。



督促状(とくそくじょう)

督促状とは、住宅ローン等の支払いが滞った場合に、債権者(金融機関等)から債務者(お金を借りている人)に対して「〇月〇日までに入金してください」という支払期日と入金されていなかった金額が明示されている請求書です。
督促状は法律に基づいた書式で、納付期限後から20日たっても入金が確認できない場合に送られます。督促状にはその時に納付されなかった金額が記載されており、滞納金額総額は通常、「催告書」で通知します。


10万円を借りた場合の利子は、借入金利によって計算されます。まずは、年率18.0%・15.0%・9.80%で10万円を借りた場合の支払うべき利息額におけるシミュレーションを、それぞれ紹介します。



10万円を15パーセント金利で借りたらいくら利息がつきますか?

上記のとおり、年率15.0%で10万円を借入し、毎月約定返済額の返済をしていた場合の利息は20,634円となります。 年率18.0%(その他同条件)の場合と比較すると、5,626円もの差があります。 つまり、金利が低ければ低いほど支払う利息の金額も軽減されていく仕組みです。

利息とは、お金を借りた際に利用料として一定の割合で上乗せされるお金のことです。借入をすると、元金(借りたお金)に加えて利息を支払わなくてはなりません。対して、金融機関に預金(金融機関がお金を借りている状況)をすると、元金に加えて所定の金利に応じた利息が受け取れます。

借入の利息額は、利用残高・金利・借入期間によって決まり、借入をする際の総返済額に直結します。つまり、借入をして計画的に返済するには、利息の意味や仕組みを正しく理解しておくことが大切です。最初に、「利息」と混同されやすい「利子」や「金利」の意味を確認しましょう。

利子と利息は同じ意味をもつ

「利子」は、基本的に利息と同じ意味で使われます。利息と利子は、いずれもお金を貸し借りする際に一定の割合で支払われるお金を指す言葉です。

利息と利子に明確な使い分けの基準はありませんが、カードローン等の借入に対して発生する場合は「利息」が使われるのが一般的です。

借入の際の上限金利を定めた利息制限法や銀行法、貸金業法においても「利息」が使われています。

一方、金融機関の預金等に発生する場合は「利子」が使われる場合があります。一般的には、支払う必要があるものは「利息」、受け取れるものは「利子」と理解しておくと良いでしょう。

金利と利息の違い

「金利」とは、元金に対する利息の割合をパーセンテージで示したもので、利率とも言います。つまり、借入金額に金利をかけて計算したものが利息です。なお、「金利」は多くの場合1年間の利息の割合(年利)を示しています。

10万円を金利年14.0%で1年間借りると仮定しましょう。この場合、利息は100,000円×0.14=14,000円であるため、1年後の返済額は114,000円(元金100,000円+利息14,000円)となります。

一方、利息を受け取るケースで考えてみると、100万円を金利年0.001%で普通預金に1年間預けた場合の利息は10円、金利年0.002%で定期預金に1年間預けた場合の利息は20円です(※)。

金利以外の利用残高や借入期間の条件が同じ場合、金利が高くなるほど利息額も大きくなります。つまり、カードローン等の借入先を決める際には、なるべく金利が低い金融機関を選べば利息の負担を抑えることが可能です。

※税金は考慮していません。利息の計算方法

カードローン等で借り入れした際の利息額は、利用残高・金利(年利率)・借入期間で決まります。計算式は以下の通りです。

[毎日の最終残高の累計額]×年利率÷365日×[初回お借入日または前回ご返済日の前営業日からご返済日の前営業日の前日までのご利用日数]

利息は日割りで計算されるため、借入期間が長くなるほど利息額は大きくなります。反対に、早く返済するほど返済負担の軽減が可能です。また、借入金額が増えれば利息額も大きくなります。