ケントKENT)は、たばこの銘柄の一つ。日本ではブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン(BATJ)が輸入し、販売している。
ロシアで販売されているケント・ホワイト・インフィニア(ウルトラ1に相当)とケント・シルバー・ネオ(エクストラ3に相当)
南アフリカで販売されているケント・ウルトラ。ベンソン&ヘッジス・ウルトラマイルドとして販売されていた商品のブランドを変更したものである
ケント・ウルトラ・メンソール・100s・ボックス
ケント・ウルトラ・メンソール・100s・ボックスのフィルタ部分(天然メンソールに浸した緑色の糸が入っている)

雑記編集

  • 1952年にアメリカで販売開始された。一般的に世界初のフィルター付き煙草とされているが、1931年に誕生したパーラメントの方が先だという説もある。
  • 商品名のケントは、ケントを最初に発売したロリアード・タバコ社のかつての社長であるハーバート・ケントに因んでいる。また、古城が数多く現存する英国ケント州にも因んでおり、かつてパッケージの封緘紙の部分に古城のロゴが描かれていた。
  • 発売当初は、フィルターにアスベストが使用されていたといわれているが、現在はアセテート繊維が原料である。(後に、BAT社はホームページ上でこの件について否定している。)
  • かの大女優オードリー・ヘップバーンが愛したタバコとしても有名。
  • 現在、日本で販売されているケントファミリーは、全て韓国製となっている。