当初の消費者金融を利用する理由なしでは「借りてすぐ返す」をずっと繰り返してしまい、常に多額の借金がある状態から抜け出せなくなる人もいるのです。


最初に借りるときは「大丈夫かな」「ちょっと怖いかも」と精神的にハードルが高く感じているのではないでしょうか。継続して借入していくうちにだんだんその感覚が薄れて、「これくらいならまぁいいか」「なんとかなるだろう」と計画的でない利用をしてしまうのです。


そうなることを防ぐために、なぜ今お金が必要なのか、本当に必要なのかをはっきりさせ、目的を達成したら利用をやめるようにしましょう。


消費者金融を利用する理由は人それぞれです。


たとえば新型コロナの影響で生活が苦しくなって借入した場合であれば、将来的に返済の目処が立ちそうなのか、ほかにお金を工面する方法はないのか再考することも大切です。


消費者金融各社の公式サイトには、お金を借りる前に毎月いくらずつ、いつまで返済し続けるのか確認できる「返済シミュレーション」があります。


そのシミュレーションを参考に、無理なく返済できそうか冷静に考え、自制と計画的な利用を心がけることが返済不能や破綻を防ぐことにつながります。


こちら当サイトの返済シミュレーションも併せてご利用ください。


返済金額を知りたい返済期間を知りたい借入可能額を知りたい


借入希望額と返済期間から毎月の返済金額を算出します。




借入希望額 10万円


返済期間 12ヶ月


年率 18%


あなたの毎月の返済金額予想


9,167円になると思われます


※最終回のご返済金額は端数調整のため多少変動します。※実際のご利用の際は、月の日数の相違などにより、この表の金額とは多少異なる場合があります。※このシミュレーションでの試算結果は参考値です。実際のご返済内容とは異なる場合がありますので、あくまでも目安としてご利用してください。




 

消費者金融の利用履歴が残るとほかのローン審査で不利に


消費者金融に申し込んだり利用したりすると、その利用情報は「信用情報機関」に登録されます。


信用情報機関の情報はほかの金融機関からも確認できます。


そのため、ほかのローンを申し込むとその金融機関は、申し込んできた人が消費者金融をいついくら利用していつ完済したか、遅延なく返済できているかなどを正確に把握することができます。


記録に残る期間は、申し込み状況では6ヶ月、契約内容や返済状況では5年、自己破産や個人再生などは5年~10年です。


そのため記録が残っている期間中に複数のカードローンを申し込んだり、返済を遅延したりしているとほかのローンの審査で不利になるため要注意です。


自分の信用情報を確認したいときは、信用情報機関に1,000円程度の手数料を支払って手続きすれば開示してもらえます。


住宅ローンなどの審査では、消費者金融での返済を完了したことを証明する「完済証明書」の提出を求められる場合があります。


その場合は、自分から消費者金融に依頼して送ってもらいましょう。


返済がなかなか終わらないと自己破産まである


消費者金融を利用して困っている人は「返済がなかなか終わらない」という事態に陥っています。


いつまで経っても完済できずにいると、利息の負担が重くのしかかったり、ほかのローンを組みたいときに支障が出たり、なかには自己破産まで追い込まれてしまう人もいます。


消費者金融の返済がなかなか終わらないのには、以下のような理由があります。