友人との親睦旅行も3日目を迎えこの日は帰途に着きます。
その途中小田原城に立ち寄りました。
好天にも恵まれゆったりと城址公園を散策し、
天守閣に入ってみました。
小田原城に立ち寄るのは初めてでしたが、
お城の周辺は良く整備され、
手入れされた巨木が目に焼き付き心に残りました。
「御感の藤」は樹齢200年と推定される古木で、
5月の開花期には藤棚一杯に花房が下がり、
その様子は壮観とのことです。
敷地内には手入れされた巨木が多く、
往時を偲ばせています。
説明には、「堂々と猛々しく経つ姿は壮観で、
小田原城跡内の数ある大木、古木の中でも、
本丸の巨松と並ぶ双璧」とあります。
多くの巨木・古木の中でも、
この巨松がとても美しく心に残りました。
中に入ってみると巨松は
しっかりとした支柱で支えられていました。
常盤木とは常緑樹のことで、松の木が常に緑色をたたえて
何十年も生長することになぞらえ、
小田原城が永久不変に繫栄することを願って、
常盤木門と名付けられた言われています。
小田原城の天守閣は大阪城、
名古屋城に次いで3番目の高さです。
場内には歴史的遺産が展示されています。
天守閣の展望台からは相模湾が一望できますが、
裏側の富士の眺めは迂闊にも見落としてしまいました。
ゆったりとした寛ぎの3日間の友人との旅を終え、
小田原駅で別れ家路に着きました。