段々、外出が億劫になって来るみたいですが、
息子夫婦との相談で銚子旅行をすることになりました。
息子は早速「銚子旅行のしおり」を作り送って来ました。
旅程がコンパクトに纏められていました。
家から銚子までは車で2時間余りですが、
銚子に近付くと風力発電の風車が至る所に林立しているのに
意外な感じがしました。
暫くして銚子ジオパークに着きました。
近くに今話題となっている私立千葉科学大学がありました。
同大学は銚子市に公立とするよう求めていますが、
その要望についての協議は停滞しています。
屛風ヶ浦の海食崖は国指定名勝及び天然記念物ですが、
約300万年前関東地方が未だ海だった頃に
堆積して出来た地層が、
激しい荒波によって削られて出来た崖です。
この海食崖が広大な屛風ヶ浦の景観を作り出しています。
近く海岸ですがこの日宿泊する
犬吠埼観光ホテルが見えました。
崖を見ながら先に進みましたが、
切り立つ高さ20-60mの崖は、
比較的柔らかな地層で出来ており、
かつては年間約50-100㎝も削られていたので、
崖面は植物が余り生えず、
地層の縞模様が良く見え美しい崖が形成されました。
この日は冷たい風が強く吹き廻り、
海面には重い灰色の雲が垂れ込めていました。
予定した昼食は食堂「ヤマタくん」ですが、
待ち時間が1時間以上になるとのことで、
郷土料理「きみ野」に入りました。
食卓に郷土料理が並びました。
息子は刺身定食・あら煮、あら汁付きです。
そのあら煮は一人では食べ切れないような山盛りです。
息子の妻ははみだし丼・つみれ汁付きです。
お刺身は丼からはみ出ていて、
食べ切れずギブアップしました。
妻と私は海鮮丼舟です。お刺身は何とか平らげましたが、
ご飯の大半は残ってしまいました。
どれもボリューム満点の漁師料理でした。
郷土料理こと漁師料理で満腹になり、
犬吠埼灯台に向いました。脇に白いポストが立ち、
ここから手紙を出せば幸福や恋愛の願いが
叶うとされています。
天候はお昼ごろになっても強い風が吹いていましたが、
次第に晴れ間が広がって来ました。
灯台に上がるのは止めて地上で記念写真を撮りました。
何時の間にか青空が広がり、
紺碧の海面と押し寄せる白波がとても綺麗でした。
灯台に並んで「犬吠テラス テラス」があり、
2階にはマーケットや展望テラスがありますが、
ベンチに座り込んで海を眺めながら骨休めをしました。