昨日は「臓器移植についての市民公開講座」に参加しました。
テーマは「心臓病患者の治療と移植医療」で、
基調講演として3人の専門医から、
また、体験談として心臓移植体験者とドナー家族の方から、
いろいろ有益なお話しをお聞きすることが出来ました。
コロナ禍でこの2年電車に乗ったことがありません。
久し振りに訪れた鄙びた駅舎から都会へ出発です。
1時間と少しで会場のホテルに着きました。
今はお上りさんとなり、豪華なロビーに目を奪われました。
密を避け広々としたホールにf余裕をもって
座席が指定されています。
日頃、心臓移植に付いて知ることの少ない現状ですが、
統計によると120万人の心不全患者がおられ、
その内926人が心臓移植の登録をしています。
基調講演では「心不全」がどう言う病気かが、
丁寧に説明されました。
統計によると2020年は心臓移植待機者が888人いましたが、
その内移植を受けた方は僅か38人とのことでした。
ドナー(臓器提供者)が極度に少ない日本です。
日本では臓器移植の認知度が低く、
そのため臓器提供者も少ないのではないかと思われます。
献血と同様臓器提供の理解と協力が、
少しでも広がれば幸いです。
心臓移植は54年前から行われるようになりましたが、
その先駆者の中には和田寿郎心臓外科医がおられます。
1987年、心臓移植を終えた時の写真です。
この写真は移植後30年に移植を受けられた方です。
移植手術を行った医師は
この時には既に亡くなっていたそうです。
1時に講座が終ったので千葉駅に出て食事をしました。
朝食抜きでしたのでタップリ食べましたが、
お陰でわたしは夕食抜きでした。
妻はお粥を食べていました。