妻の親友に誘われて、久し振りに遠出の「長崎・五島・平戸

キリシタンの旅」に出掛けることにしました。

ところが親友のご主人が急遽入院することになり、

残念ながら同行することが出来なくなりましたが、

思い出に残る大変有意義な旅をすることが出来ました。



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当日は羽田空港6時40分集合のため、

前泊せざるを得ず夕食は品川駅で済ませました。


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品川駅から京急蒲田駅に向い、「レリーフ羽田」に泊まりました。

ホテルから空港まではホテルが送ってくれます。


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6時半頃の空港ですが、もう多くの乗客が詰め掛けています。


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およそ2時間後には長崎空港に到着しました。


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最初に向ったのは、創建150年を越える「国宝・大浦天主堂」です。

1549年フランシスコ・ザビエルは鹿児島に上陸して、

翌年に平戸で布教を開始しましたが、1614年には江戸幕府は禁教令を

発布し、宣教師は国外追放され、迫害と殉教の時代に入ります。


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          1858年に長崎奉行は「踏み絵」を廃止し、

      1865年に外国人用の教会として大浦天主堂が誕生し、

       この年の3月17日に禁教令下で密かに信仰を守った

        潜伏キリシタンが、プティジャン神父に信仰を告白し、

             「信徒発見」に繋がったと言うことです。


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上の写真は「信徒発見百周年記念の碑」ですが、

浦上村の信徒達がプティジャン神父に、信仰を告白する場面が

描かれています。この碑文にはその時のことが刻まれています。


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プチジャン神父は神学校の設立を計画し、1875年に完成し

1926年まで神学校校舎兼宿舎として用いられました。


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こちらは当時の司教館で、ここで執務が為されました。


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昼食は長崎発祥の郷土料理「ちゃんぽんと皿うどん」です。

日本「和」、中国「華」、西洋「蘭」の要素がミックスした

彩り豊かな料理で、「わからん」料理とも言われとのことです。