ピーマンが靑枯れ病になったようですが、野菜の病気の診断は
素人には、なかなか難しいですね。そこで解説書を開いてみました。
「病原細菌は根から侵入し、導管内を増殖しながら上昇するが、
侵害を受けた根は褐変・腐敗し、消失する。
発病初めでは、全体の根が侵されず、1本から数本の根が
アメ色に変色していることが多い」と言うことです。

そこで枝葉を切り取っていた株を、引き抜いて調べてみました。

引き抜いてみると株元が白く、根にも白い粒が見られます。

先の解説書には続いて、「病株の茎を切断すると維管束部が
褐変しており、その部分から乳白色の粘液(細菌汁)を出すのが
特徴である」と書かれています。確かに株元は褐変して、
株元の外皮は腐蝕してもろくなっています。

茎の上部と下部の写真ですが、右側の株元の茎の中央は白く、
その外側は褐変しています。左側の茎の上部では中は青く、
外皮にも褐変や腐蝕は見られません。
靑枯れ病は伝染するようですが、
今のところ隣の株は元気にしています。
然し、時間の問題かもしれません。