クリスマスが近付いて来ました。街にはクリスマスメロディーが流れ、
夜になるとイルミネーションのクリスマスツリーが闇を照らし、
ケーキ屋さんにはクリスマスケーキが並んでいます。
これは毎年クリスマスシーズンになると目にする光景ですが、
それとは変ったクリスマスの飾りとお菓子をアップしました。

これは花や葉などで作られた装飾用の輪で、室内の壁やドアに飾られ、
クリスマスに飾られるクリスマス・リースはその代表例です。

こうしたクリスマスの飾りもあります。キリスト教では
アドヴェントクランツと言いますが、その意味は花輪のことです。
リースとの違いはクランツはテーブルなどの上に置いて、
そこに4本のローソクを立てるところです。
写真は花輪ではありませんが、クランツは藁で円形を作り、
そこに杉の枝葉や赤い実が付く枝を差し込んで作ります。

アドヴェントは神の子イエス・キリストの降誕を待つ期間のことで、
日本語では待降節と言いますがその期間は4週間です。
4本のローソクはこの期間を表しています。

こちらは今年作成したお手製のクリスマスカードです。
4本のローソクにはそれぞれ意味が込められています。
憎しみや争いに満ちた闇の世に、愛の光を灯したいものです。


日本ではクリスマスと言うと、クリスマスケーキが定着していますが、
暫く前からシュトレンが店頭に並ぶようになりました。
シュトレンはドイツやオランダで伝統的に、クリスマスに食べられる
クリスマスのお菓子の定番中の定番です。
これは薄切りにして食べるのが特徴です。