我が家の長女は拡張型心筋症を発症し、入退院を繰り返していました
が徐々に悪化し、最終的には心臓移植をすることになり、その前段階とし
て千葉大医学部付属病院で補助人工心臓装着の手術を受けました。
心臓移植は東大病院で行われることが決まっていますが、今はドナー
の方からの臓器提供を受ける日を待っています。
そういう長女の所に、千葉ヘルス財団が主催する「臓器移植推進出前
講座」が、我孫子高校で開かれることになり、ご依頼があり高校生を前に
お話しすることになりました。
その様子が今日の「千葉日報」に掲載されました。


余命1年と言われた長女ですが、今は補助人工心臓と病院の医師と看
護師や介護士の方々、そして、多くの知友の方達の励ましを頂いて、
日々の生活を支えられていることを、親としても有り難く感謝しています。
重い難病により今回多くの高校生の皆さんの前に、立つことになりまし
たが、自らの経験を交えながら移植医療について語ることが出来、そう
した形で自分が用いられ生かされたことを、本人は感謝しこの上ない喜
びとしているのではないかと思います。