この日御宿から更に足を伸ばし、勝浦のかんぽの宿の先にある
SGT美術館に向いました。



この美術館には江戸から近代までの絵画、陶磁器、漆器、
皇室の調度品など個人が収蔵していた名品が展示されています。
その中から珍しい逸品をアップしてみました。




館長の菅田 孝治氏が説明をしながらご案内下さいました。
写真は明治天皇皇女内親王御婚礼調度品で、扉の竹模様は
象牙で出来ていて、その裏側にも金色で植物が描かれています。
扉に止まった蝉は引手です。



狩野 信常の15曲の画帳ですが、下の写真のように
裏面は鏡に映し出しています。



大正13年5月31日に開かれた皇太子御慶事祝宴の献立


昭和10年4月6日、満州国皇帝薄儀御来日の晩餐会献立

昭和21年11月3日に出された官報号外の日本国憲法

生まれたイエスを礼拝するために訪れた東方3博士を描いた
ステンドグラスで、15-17世紀のものと見做されています。