天丼と言うと大きな車海老がどんぶりに、そそり立つようにして置かれ
豪華さを出していますが、ある時知人から「伊勢海老天丼」の元祖は、
いけす料理「あき」だと聞かされ確認のため出掛けました。
「伊勢海老天丼」など高級な物を口にしたことが無かったのですが、
この日は腹をくくって注文しました。

いけす料理「あき」は国道128号線の太東灯台に入る信号の先に
あります。店先には大きなカボチャが置かれています。

いすみ市の大原漁港は伊勢海老の水揚げ量が日本一と言われ、
この時期は「エビまつり」が開かれています。最近は市内の国道には
「イセエビ街道」と言うのぼりが立てられています。

店に入って早速女将さんに「伊勢海老天丼の元祖はここですか」と
尋ねると、「そうです。」と言って、1枚のポスターを指差しました。
それがこのポスターです。「元祖」。重みを持つ言葉ですね。

あっさり目の油でカラッと揚がった伊勢海老は、
たれと絡まってその味は絶品でした。

海老汁も滅多に口にすることはありません。美味しくいただきました。

妻は定番の金目の煮付けです。
この秘伝の煮汁がまた何とも言えない、美味しい味がします。
女将さんに「ご馳走さま、また、ブログで紹介して置きますよ」と言って、
既に時が経ってしまいました。女将さん、ごめんなさい。