夏野菜の生長に伴い害虫や病気が発生します。
また、肥料の不足や過多による弊害も起きて来ます。
わが家の畑でもそうした兆候が目に止まるようになり、
毎日、様子を見てはその対応に迫られています。


ミニトマトが色付き始め桃太郎も可なり大きくなって来ました。
ところが同じ畝でありながら中に、茎が最上部まで異常に太くなり、
上部の葉が内側に丸まっています(写真右)。
これはメタボ状態で元肥過多によるものです。


左は桃太郎の尻腐れ果です。カルシウム不足によるもので
有機石灰の水溶液を根元に撒きました。
右は葉が褐色になっていて、毎日摘み取っていますが、
調べてみたものの診断が付きかねずにいます。


ナスに穴が開いています。正体は見極めていませんが、
タバコガによるものと思われます。タバコガはナス科を加害します。
幼虫は果実内に食入し食害した後土に潜って蛹となり、
10-15日で羽化します。フンがあれば間違いなくタバコガでしょうね。
葉に大小の穴が開いていますが、これも正体不明です。


写真は葉の表と裏ですがこれはワタアブラムシでしょう。
窒素成分が多いと多発し、生育を阻害するだけでなく、
すす病を発生させたり、ウイルス病を媒介します。


どれ程の効果があるのか
分りませんが、葉に草木灰を撒き散らしました。


写真左は葉が繁茂した「暴れキュウリ」です。所謂、「ツルぼけ」で
葉だけが茂り、実が付きません。そこで整枝をしました。
これも肥料過多によるものですね。


切り取った葉は濃緑色でこれは窒素分が多い証拠です。
理想的な色は若緑です。それでも今朝4本のキュウリが採れました。