長女は4ヶ月近い入院生活の後、24時間介護の関係から
わたし達の家に退院して来ました。
そのため家族4人が揃って食卓を囲むことが無かったのですが、
この連休に夫と2人の子ども達が揃ってわが家にやって来ました。

体調も良く毎日のリハビリで体力も次第に回復して来た長女は、
家族を迎えるために気合を入れて自ら買い物もし、
心込めて手巻き寿司の用意をしました。
家族の一人一人に感謝の気持ちを表したかったのだと思います。


どれも新鮮なネタばかりです。スナックとイチゴと
それにり―フレタスは自家野菜です。

この日の夕食はまさに家族揃っての
退院祝いの夢のような食卓となりました。


食後は男性達が食器洗いです。これも大分手慣れて来たようです。

一段落した後突然電気が消えて暗くなり、「何!一体どうなったの?」
と声を上げる夫でしたが、その時扉が静かに開いて長女が、
バースデーケーキを手に「ハッピバースデー トゥユー」と
歌いながら入って来ました。誕生日が近付いている夫のためでした。


キャンドルライトがひと際輝いて美しく目に映ります。
心臓移植迄どんなに苦しく困難なことがあっても、
何時も光輝く家庭であって欲しいものです。
夫もご満悦の様子でした。

4人は夜遅くまで共に家族団欒の時をもっていたようでした。