2月10日、8時間を越える補助人工心臓装着の大手術を受けた
長女を、術後3日目の昨日見舞いました。
娘がお世話なったのは重症心不全の外科治療に取り組み、
高度の医療を実践する国内でも数少ない心臓血管外科です。
手術は科長の先生が執刀して下さいましたが、
先生を初め手術に携わって下さった多くのスタッフの皆さまには、
ただただ頭が下がるばかりで、深く、深く感謝しています。

病院の玄関ロビーは広々として開放的で、3階まで吹き抜けていて、
清潔な医療空間を感じさせます。右側に薬局があります。


集中治療室に入ると娘は頬笑みを浮かべながら迎えてくれました。
術後間も無いので会う迄は容体が心配で溜まりませんでしたが、
その顔を見て安堵の胸を撫で下ろすことが出来ました。
娘はご覧のように沢山の医療機器とチューブで繋がれていますが、
「楽になった」と語った一言が深く心に残りました。
実際に顔色も良く肌にも艶がありました。
これも補助人工心臓装着のお陰と思われます。今はこうした機器に
繋がれて体調を保持していますが、段々、これも少なくなって
行くことでしょう。最初は顔を見るだけで長居をする積りは
ありませんでしたが、皆さんからのメッセージやお見舞いの電話など
伝え、語る内に時も経ち50分ほどになりました。

これは帰りに見た薬局で薬を受け取る番号の掲示です。
わたしが2ヶ月に1度検診と薬を貰う病院でも、1.000を越える数字が
出ていますが、それでもここでの数の多さには驚かされました。


帰りに「和幸」のトンカツ弁当を
買いましたが、前のことを教訓に電車に置き忘れないよう、
今回はしっかり手離さないで持ち帰りました。
この日の夕食も「一人食」でした。