庭の随所に咲いていた高砂百合の花も何時しか散り、
今は茎だけが突っ立っています。今日はこれを取り除くことにし、
中でも30近い花を付けていた一番大きな茎を切ろうとしたところ、
不思議なことに気付きました。


花が散った花茎は1メートル70センチ程あります。
写真右の左側は今年の茎元で右側は去年のです。
どうもこの場所の茎は沢山の花を咲かせるようです。

葉を落とした花茎ですが、中央から右に向うにつれて、
茎が円形から扁平に変わって行っています。


写真は花茎を中央から切断して茎元と茎の先端を比較したものですが、
その違いが歴然としています。茎元は円形で茎の先端は扁平になり、
しかも上に行くにつれ横幅が広がって行っています。


何故茎がこのように変形して行くのか、
不思議に思われます。
他にこうした類の植物があるのかどうかは分りませんが、
見て分るように茎が扁平になることによって、
より多くの花芽を付かせることが出来ます。

花が2.3しか咲かない茎は上部も円形のままです。