外泊が続くと否応なしに食事は外食になります。
東京での働きを終えて帰途に着きましたが、日も暮れて
話しは夕食をどうしようかということになりました。
「帰って作るのも大変だし食べて帰ろう」となったものの、さて何にするのかです。
「久し振りにトンカツを食べようか。」「そう言えばこの辺りにトンカツ屋さんが
あったよね。」そんな会話を交わしていたところ、
大きな看板が目に飛び込んてで来て、迷うことなくそのお店に吸い込まれました。

大きな看板なのでここを通る度に、何度も目にして来ましが、
入ったことは一度もありませんでした。


カウンターに座って目に付いたのは「いもぶた」
でした。ドングリを食べて育つイベリコ豚は
知っていましたが、いもを食べて育つ豚は初めて知りました。
さて、どんな肉なのでしょうか。
オーナーシェフは特徴は柔かさにあると教えてくれました。

目の前で揚げられたいもぶたのトンカツです。
口に入れるとフワッとした驚くような柔かさで、最近、歯が悪くなったわたしにも
難なく噛める、とても美味しい肉でした。

シェフからは「この塩で食べて下さい」と勧められましたが、
トンカツを塩で食べるのはわたしには初めてのことでした。
塩はいもぶたに合っているとのことでしたが、その塩も淡路島産の
天然塩でした。こだわりはそれだけでなくキャベツには自家製のドレッシングが
用意され、いろいろ試作しているようでした。
お気に入りの一つになりそうなお店です。
場所は国道128号を東浪見の信号から九十九里有料道路に進む道に折れ、
ホテル・シーサイドオオツカの手前になります。通りすがりの折には
お立ち寄りになって、いもぶたのトンカツを召し上がってみては如何でしょうか。