今日は岬高校の開放講座が開かれました。テーマは果樹栽培ー整枝・せん定と結果習性でしたが、
朝方の生憎の雨のため、実習は屋外では出来ず教室で行われました。
いざ果樹を前にすると何時、どの枝をどの程度せん定して良いのか戸惑い、
なかなか思い切ったことが出来ないのですが、少し要領が分ったような気がします。
取り敢えずは4年目を迎えて花芽の着かないビワの木に、チャレンジしてみようかと思っています。



初めテキストにより果実を良く実らせるための、
果樹の整枝とせん定について懇切な説明かありました。
教室には柿と梅、キーウィとブドウの枝が用意されました。


用意されたテキスト(6ページ)です。


花芽は新梢に着くため一つの枝に四つ残して後の枝は切り取ります。
せん定の大胆さには驚かされました。経験しないとなかなかこうは行きません。


キーウィとブドウは今年生ったつるの先の花芽四つを残し、その先の花芽は切り取ります。
高級な品種は一つのつるに一つだけの花芽を残すそうです。


ブドウの苗木は普通接ぎ木で育てますが、岬高校では挿し木から育てる方法に取り組み、
508日目に収穫したその試験的試みが紹介されました。園芸科ならではの取り組みです。