この日はクエンカの「宙吊りの家」へ行きました。「宙吊りの家」とはどんな家かと思っていましたが、
実際に見て納得しました。不思議に思ったことはあのような断崖絶壁にどのようにして建てたかです。


バルセロナの近郊タラゴナにローマ皇帝アウグストゥス時代の
2層アーチ式の水道橋が、完全な形で残っています。水路は
歩くことも出来ます。世界遺産に登録されています。


タラゴナを出た後地中海沿岸沿いに南下、バレンシアを経てクェンカに向いましたが、赤い大地が広がり
一帯に植えられたアーモンドの木が果てしなく続いています。白は食用に、赤は化粧水等に使われます。


ク江ンカは断崖絶壁の上に中世の面影を色濃く残す城砦都市です。街は深い谷に囲まれ、
背後の山々には奇岩が連なっています。地続きの大陸では防衛上こうした高い岩山の上に
街が築かれたものと思われます。


断崖絶壁から乗り出すようにして建つ「宙釣りの家」。14世紀に
建造され、18世紀まで市庁舎として利用、現在は抽象画美術館と
レストランになっています。

それほど人口も多くは無いと思われるクエンカに、このようなの大聖堂が建てられています。


外観よりもむしろ中に入ってみて聖堂の大きさや荘厳さが伝わって来ます。


聖堂の正面 聖堂の両側にこうした小礼拝堂が並置されています。


礼拝堂内にイエスと12弟子の摸像が飾られていましたが、
こうしたものは他の聖堂では見たことがありません。
大変、珍しいものと思います。


街の中にはこうした細い路地が迷路のように続いています。 食事をした石造りのレストラン