地元の県立岬高校が将来的に生徒減少のため、学校規模や配置の適正化と言うことで、突然、統廃合
されると言うショッキングなニュースが報道されました。岬高校園芸科は86年の歴史を持つ広大な農園、
果樹園、数多い温室に諸施設を持つ千葉県を代表する有数の高校です。この問題をめぐり昨年12月15日
に市のふれあい会館で県教育委員会による説明会がありました。県側は諸意見に柔軟に耳を傾けるように
見えはしたものの、結局は既定路線に立つ姿勢は崩されないと言う印象を受けました。
高校のPTAや後援会が統廃合撤回の15.000人の署名を集め、教育委員会に提出しました。これを受けて
か1月14日(土)に岬高校体育館で「県立学校改革推進プラン」説明会が開かれました。2時間の限られた
時間で質疑応答は1時間で終りました。数字合わせと耳障りの良いキャッチフレーズで纏められた机上の
プランは、何か現場を無視した絵に描いた餅のように思えました。机上では無く現場に立って物事を検討して
貰いたいものです。
余談になりますが昨日地元の町会の組長会と新年懇親会が開かれました。会議の最後にわたしの一人
置いた隣りに座っておられた方が、「一言、お礼を」と言って話し出されました。実はこの方は岬高校の校長
先生で地元の方でした。わたしは懇親会は失礼する積りでしたが、思わない所で校長先生に出会い、親しく
話し合い有意義な懇親会になりました。


提示されたのは最終案でした。 県教育委員会の方々です。


挨拶に立たれた岬高校後援会長のいすみ市市長と岬高校校長先生です。


15.000人の署名に加えて4.000名の署名が手渡されました。 意見と要望を述べる高校生


生徒会の代表でしょうか生徒さんの姿も見られました。 冷え込みの厳しい中170名余が参加していました。