先日、下葉が褐色に変色したニンニクをアップしたところ、それは細菌から来る春腐病で無農薬では対策が
 
  難しく、乾燥、肥料切れ、排水に要注意とのコメントを頂きました。調べてみると春腐病は「水浸状で褐色に   
 
  軟化腐敗し、ひどいと鱗茎も腐敗する。病気の株は周囲の土と共に取り除き、茎、葉に傷を付けないように
 
  する。」とありました。
 
  大変になことになったと思い畑に出てもう一度良く観察しました。細菌とあれば感染するので、取り敢えず
 
  褐色になった部分を切り取りました。細菌が中まで入ればニンニクは育たず、軟化腐敗するでしょう。
 
イメージ 1イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
           葉はどう見ても病気の症状です。ただ軟化腐敗しているようには見えません。
 
イメージ 3イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 因みに1本引き抜いて、更に、皮を剥いてみたところこの段階では球の部分には異常は見られませんでした。
 
イメージ 5イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
      もう一つは球が出来ていました。二つに割ってみましたが、こちらも異常は見られません。
 
イメージ 7
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  左は病気の葉を全て切り取った後の状態です。これで感染を
 
  食い止められるのでしょうか。上はタマネギの葉ですが、
 
  ネギコガの食害痕のようです。
 
 今日はニンニクの葉を持って種店に相談に行きました。店主はそれを見て「これは病気だ」と診断しました。
 
 「病気のようなので葉は切り取りました」と言ったところ、「葉を切り取ると光合成が出来なくなるので、農家でも
 
 そのままにしてますよ」とのことで少し安心しました。葉も残っているので光合成には支障ないのではないかと
 
 思います。暫く観察を続けます。