以前、太田梨園での梨の授粉についてアップしましたが、先般、梨の袋掛けが始まったとの連絡を頂きまし
 
 た。なかなか出掛けることが出来ずにいましたが、今日、お訪ねしました。収穫は7月の下旬から始まるそう
 
 ですので、また、その時にはお訪ねしたいと思っています。
 
  各写真の右下のマークをクリックすると拡大して見ることが出来ます。
 
 
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        袋掛けの終った梨園の様子です。薄茶色の袋は20世紀で、赤い袋は豊水です。
 
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 地面に落ちた20世紀の袋がありました。開いてみると下部が病気で黒ずんでいます。20世紀は右の写真の
 
 ように三重の袋を掛けます。初めの白い袋は梨が大きくなると自然に破れるそうです。 一番外側の茶色い
 
 袋には薬品が付いています。
 
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  赤い袋の中には生長中の梨が見えます。見落として袋の掛っていない梨も幾つか目に付きました。
 
  袋掛けは全体で15.000程とのことです。梨の収穫までには剪定、授粉、摘果、袋掛けと手間のかかる
 
  作業が続きます。多くの梨園ではネットを張っているので袋掛けはしていません。20世紀は松戸が発祥の
 
  地だそうですが、袋掛けの手間が掛るため、この地でも20世紀を栽培する梨園は僅かしかありません。
 
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   左の赤銅色の木から吊り下がっているのは、コンフューザーN
 
  と言い、雄の害虫の生殖能力を減退させるものだそうです。
 
                             右は葉に発生した黒星病です。黒いすす状の病斑は果実へと
 
                             移って行きます。
 
 
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                  田圃に向うに見えるのはネットを張った梨園です。