秋冬野菜の中でもブロッコリーやカリフラワーは比較的育て易いと思いますが、ハクサイやキャベツは寒冷紗を
掛けていても、虫どもに食い荒らされてしまいます。そこで何とか害虫を防除出来ないものかと一つの試みをし
ました。

11月2日、ハクサイの苗2株を
購入しました。

先ず防虫のためドームを掛け
ました。てっぺんには直径4セ
ンチ程の丸い穴が開いていま
す。これ位の穴と思っていまし
たが、後から分ったことはこの
穴から蛾などは自由に出入り
することが出来ることでした。

20日後にはハクサイはドーム
の中で順調に生長し、葉もド
ームに触れるようになったた
め、ドームを外しました。


然し、葉に穴が開いています。明らかに虫に
食われています。裏返してみると葉の裏にコ
ナガの小さな幼虫がいました。コナガの成虫
はドームのてっぺんの穴から舞込んで産卵したに違いありません。


生長したハクサイの防虫第二弾として堆肥の
空き袋でアンドンを立てました。そして上部に
寒冷紗を掛けて、洗濯バサミで止めました。こ
れで蛾などが侵入する余地はない筈ですが、
ここは成虫との知恵較べみたいなものです。

いささか不細工ですがこれが全体像です。これで問題が無い訳ではありません。一つはハクサイが生長した時
この空き袋では小さなことと、もう一つは遮光してしまうのではないかと言うことです。これから葉が大きく生長し
たら透明のビニールでもう少し大きなアンドンを立てる必要があると思われます。さて、これからどうなることでし
ょうかね。