先日、堆肥を作っている場所を掘り起こしました。すると沢山の
幼虫が出て来ました。これをきっかけに手元にある写真から、野菜の
幼虫が出て来ました。これをきっかけに手元にある写真から、野菜の
害虫を図鑑により整理してみました。
参考書・「趣味の園芸」別冊 「病気と害虫ハンドブック」

出て来た幼虫は十数匹でしたが、この幼虫はコガネムシの一種で
「ドウガネプイプイ」です。幼虫により地下部が食害され、急激に
しおれ成虫は葉を食害します。

左上はドウガネプイプイと一緒に出て来た幼虫ですが、名前は分かりません。

これは「オオクロコガネ」で幼虫により食害され、急激にしおれます。
他に、「マメコガネ」があります。

耕作人を悩ませる「ヨトウムシ(夜盗虫)」ですが種類は幾つかあるようで、
成長度によって色も違います。ヨトウムシは卵塊で産卵され、ふ化幼虫は
2齢まで集団で加害し、3齢以降は分散して食害します。

これは「ハスモンヨトウ」です。卵塊で産卵され、ふ化幼虫は2齢まで
集団で加害し、分散した幼虫が食害します。

これは「ウリノメイガ」です。若齢幼虫が葉裏を食害し、大きくなると
葉をつづり合わせて中に生息し、食害します。

これは「オンブバッタ」です。幼虫と成虫が食害し、不規則な円い穴が
あきます。年1回の発生で卵で越冬し、雑食性の強い虫です。

これは「フタトガリコヤガ」です。幼虫が食害し、葉縁が噛み切られたり
新芽や新葉に穴があきます。