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ある日、リケーニのレッスンに行った時。

スタジオの入口に差し掛かったら中からカンテが聴こえてきました。

頃合いをみて中に入るとそこにはあのチャノ・ロバートがいました。

リケーニは僕に紹介してくれると、彼は日本に行ったことがあるらしく日本式なお辞儀をしてくれました。

その後は彼らの練習を見せてもらいました。
チャノ・ロバート得意のグアヒーラス。

目の前で見る練習は最高でした。!

数日後ラジオを聴いてたらこのグアヒーラスが流れてきました。

これの練習だったようです。

チャノ・ロバートはとても紳士でした。

以前見たことがあるランカピーノに似た雰囲気でした。

歌の雰囲気は全然違いますが…

チャノ・ロバートはグラン・アントニオなどの大物と共演の実力派。

カディス出身でアレグリアス、タンギージョ、グアヒーラス、ガロティンなど明るくノリノリのカンテは他の追従を許さないものがあります。

他の曲種もいいです。

彼のコンパス感はたまりません。

近年亡くなられたそうで残念です。

ご冥福をお祈りいたします。

続く


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RAFAEL RIQUENI

ラファエル・リケーニ

1962年8月16日セビージャに生まれる。11歳でギターを始め13歳で作曲。14歳のときにコルドバとヘレスのコンクールで­優勝し注目される。タブラオやフェステバルで研鑽を積み、86年アルバム「フエゴ・デ・ニーニョ」でソロ・デビューする。
繊細で美しいメロディは高く評価されている。(wikipediaより)

セビージャのトリアーナを歩いている時、自転車屋で看板にRIQUENIとありました。

僕は以前誰かが言っていたフラメンコ・ギタリストでリケーニという自転車屋の息子がいて、めちゃギターが上手いと聞いたことがありました。

きっとここにラファエル・リケーニがいるに違いない
と思い

僕はギターを持ってその自転車屋さんに行きました。

僕はこんな行き当たりバッタリが大好きなのです。

愛想のよいおっちゃんが出て来ました。

オーラ!

僕のギターを見ておっちゃんは、

お前はフラメンコを弾くのか⁈



そうです。と応えると…

ファリーなら上にいるよ!

と、

下から大声で呼んでくれた。

二階の部屋に案内されてラファエル・リケーニに会えました。


やっぱり!


彼はまだ20代のどちらかというと無口な青年でした。

広い部屋に僕が子供の時に欲しかったレーシングカーが⁉

なが~~いレールのとても高価そうなものでした。

それをチラチラ見ながら奥へ

オーディオ機器でいっぱいのスタジオがあってそこでレッスンです。

僕はリケーニのギターを聴いたことがなかったので何を習おうかと思っていたら

リケーニはソレアーを弾き始めました。

今まで聴いたこともない不思議な和音と美しいメロディ凄くモダンな感じのソレアーでした。

音楽的にもよく練られていて素晴らしい曲でした。

僕はすぐに気に入ってそのソレアーを習う事にしました。




複雑な指づかいでとても難曲です。
未だに弾けません。

僕はこの不思議な和音とメロディのラファエル・リケーニの魅力に取り憑かれたので暫く習うことにしました。

続く