110番したことある?
▼本日限定!ブログスタンプ
私は110番未経験でありますが
夫は とある方の代わりに
警察(+救急)に連絡を入れたことが

もうかれこれ
2年近く前の話になるでしょうか
夜に大声で叫ぶ声が聞こえ
何事かと思い玄関から耳を澄ませると
アパートの下の方の階から確かに聞こえる
男性の叫び声
助けてくれー



助けてくれー



(✳実際はドイツ語
)

実のところ夫は この一件の数ヶ月前に
日本で言うマンションの管理人さん
ドイツ語で "Hausmeister" と呼ばれる仕事を
前任のおじいさまから引き継ぎまして
同じアパートに住む方々が困っていたら
自分が助けに行かなきゃ、と
ひとまず様子を見に行くことに

(✳前任の方は年齢的に続けるのが厳しいとのことで
アパートのオーナーさんから夫に依頼が

管理人と言っても そうややこしい仕事ではなく
週1でアパートの共有部分の簡単な掃除
ゴミ回収日にゴミ箱の設置
冬場についてはアパート前の雪かき
といったところで、その分のお代は毎月の家賃から
差し引かれるようになっています

ちなみに、ちょうど今月、前任のおじいさま
ご夫婦で高齢者施設へ移られました 
)


私たちの住む5階建てのアパートには
(1階はオープンスペース&管理人の物置き)
2階から5階まで 中央に大きな階段を挟んで
各階左右に1世帯ずつ 計8世帯が暮らし
我が家は4階
叫び声は2階の階段の辺りから
アパート全体に響いておりました

5F □ 階段 □ 5F
4F ■ 階段 □ 4F
3F □ 階段 □ 3F
2F □ 階段 ●□ 2F
(■が我が家/叫び声は●から)
そして夫が向かった先には
血まみれの男性が



夫を見るなり
「今すぐ警察と救急を呼んでください!
パートナーにこうしてやられたうえに
家から閉め出されてしまって
携帯電話も鍵も無く、連絡できません!
私の代わりにお願いします!」
と

(↑刃物でやられたのか 何かで殴られたのか…
当時は息子も生まれて間もない頃で
夫にいたっては半分パニック
2年も経っており、少々うろ覚えなのですが
流血具合が半端ではなく、血の海だったそう
)

血まみれだった男性とパートナーの方は
先ほどの図の中の
●印のすぐ横の部屋にお住まいで
ゲイカップル

その後しばらくして警察と救急が到着
血まみれ男性は病院へと運ばれ
警察はパートナーになんとか玄関を開けさせ
事なきを得たようであります


(✳ドイツでの緊急連絡先は#112
警察の番号は日本と同じく#110ですが
この時は確か最初に#112へ電話
そこから直接警察に繋げてもらった記憶が!)
血まみれ男性、その数日後には無事退去
夫に挨拶して行かれました

〔 @ Montreux in Switzerland
〕

いやはや、それにしても
キャラ濃ゆい方々の多いこと

(って、私もか!?
笑)

我が家はいつになったら
ここから引っ越せるのじゃ〜

(✳この事件の際、駆けつけたのは夫のみでした

夜と言ってもまだ就寝時間には少し早い時間帯
平日で皆さん在宅でいらしたはずなのですが
意外と「我 関せず」なのかしらと驚いたものです

もしも我が家に何かあった時
助けを呼んでも誰も来てくれなかったら… なんて
ちょっぴり不安にも感じたのでした
)

本日もご拝読
ありがとうございました
