今年はバーゼルのカーニバルを
観に行きたいなぁと思っていたのですが
スイス最大のカーニバルともなると
近隣諸国はもちろんのこと
世界各国から大勢の方々がいらっしゃるはず…
現在、あいにく情勢が情勢のため
人混みをできるだけ避けたく
近場の小規模なパレードのみ訪ねました
と、その前に
息子にとって初パレードということで
強面仮面姿の人たちにどんな反応を示すか
ちょこっと様子を見てみましょ、と
まずは先週こちらへ
(in Bad Dürrheim)
南西ドイツ・黒い森地方
(およびドイツ語圏スイス)特有の
カーニバル装束ミュージアムです
ドーム型の建物の中へ入ると
くいだおれ人形とチャップリンを
足して2で割ったような
背の高い人形がお出迎え
チケットカウンターで入場料を払ったら
ゲートをくぐって展示ブースへ進みます
(↑「チケットカウンター」と書きましたが
入場券は特にいただけませんでした
)
展示解説はドイツ語のみですが
翻訳&オーディオガイドは
英独仏伊の4ヶ国語に対応しており
アプリをダウンロードする形となります
(✳館内、フリーWi-Fi接続可
現地でダウンロードできるのでご心配なく
ただ、音声ガイドを利用される場合には
イヤホンをお持ちの方が便利かなぁと思います
もし「来館前に予習しておきたい」
「遠くて行けないけれど解説だけでも読みたい」
なんて方がいらっしゃいましたら
オフィシャルサイトにリンク先載っていますので
アプリぜひダウンロードなさってみてください
)
以下、写真メインでお届け致します
カーニバルの起源は
中世後期に遡ります
ベビーカーの息子、全然怖がらず
時折笑顔すら見せる余裕
むしろ私の方が
冷や汗もんで観てました
カーニバルが始まって間もない頃の仮面は
悪魔を象徴するもの
当時はまだ
読み書きのできるキリスト教徒も少なく
キリストの教えを視覚的に説くことが求められ
教会では宗教劇が盛んに催されたそう
誰もが見て悪魔と解る仮面
強面なのも頷ける気がします
〔✳カーニバルはキリスト教(カトリック)の
途中で 2階の展示ブースへと繋がる
螺旋階段があるのですが
ベビーカーでは上りにくく
夫と順番で観に行くことにしました
先に行った夫から
「Isabelleひとりじゃちょっと怖いかも
」
と言われ、恐る恐る向かいます
2階へ着くと、私以外どなたもいらっしゃらず
仮面姿の人形たちに360度囲まれ
終始へっぴり腰の私
(1階と比べて照明が明るいのがせめてもの救い
2m級の人形が多く、圧倒されます
)
ウシ、ヒツジ、キツネ等々
動物がモチーフのコスチュームが
たくさん並んでいました
(✳上の写真・右下、赤い傘を手にした人形は
仮面ライダーを彷彿とさせるバッタのような仮面を着用
私含め虫が苦手な人はちょっと… と思い
小さい写真で判りにくくてすみません
)
ネコちゃんのカーニバルについては
次回の記事で触れますね
仮装した人たちが
よく手に持っているグッズです
コスチュームの
独特な色の組み合わせがステキ
〔 ギャグが古すぎるって?
(笑)〕
仮面が出来上がるまでの様子
とても興味深かったです
その他、VRゴーグルを装着して
カーニバルの3D映像を観ることができたり
日によってワークショップにも参加できたりと
年齢問わず楽しめるミュージアムで
見学後は併設のカフェでまったりするも良し
また、ミュージアムのすぐ隣には
プレイグラウンドもあるので
お子さまとのお出かけにも最適です
(✳館内、オムツ交換スペースあり
)
さてさて、そんな私の暮らす
ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州でも
新型肺炎の感染者が確認されたとのこと
昨日のニュースで知りました
不安は募る一方ですね
引続き、手洗い・うがい
しっかり行いたいと思います
本日もお読みいただき
ありがとうございました












