Netflixでいよいよ
ジブリ映画配信スタート〜

早速、先々週末『となりのトトロ』
先週末は『魔女の宅急便』を鑑賞しました

(✳以下、文中にて『トトロ』『魔女宅』に省略
また、ネタバレが含まれますことご了承ください
)

フランス人の夫、これまで
『シティーハンター』をはじめ『Dr.スランプ』
『ドラゴンボール』『らんま1/2』等
日本のアニメは色々観てきているのですが
ジブリ作品はお初です

(✳『シティーハンター』は昨年フランスで
実写映画化もされているほど、仏人にはお馴染み
)

私は小さい頃
『トトロ』も『魔女宅』も大のお気に入りで
どちらも もはやビデオのテープが
切れてしまうのではないかと思われるほど
うん百回と鑑賞(+数年に1度はテレビで!)
今でも BGMの入るタイミングや
ちょっとした台詞までしっかり覚えてます

さて、今回
子どもが生まれて初めての『トトロ』
号泣が
止まらな〜い







もう話の展開がわかっているだけに
オープニングからうるうる

〔✳「あるこう/あるこう/わたしはげんき」
と、楽しい歌のはずなのですが
入院しているお母さんに代わって妹の世話も家事もこなし
いつも元気いっぱい頑張り屋さんのサツキちゃんが
ある日、お父さんが仕事で不在の中、病院からの電報に
お母さんにもしものことがあったらと心配で堪らず
遂にお隣のおばあちゃんの前で泣き崩れてしまう
この一連の流れがどうしても浮かんでしまって…
(ちなみに、オープニングソング『さんぽ』の歌詞は
『ぐりとぐら』で有名な中川李枝子さん作です
)〕

そんな中、時折ふと
「息子がもう少し大きくなったら
『トトロ』観てて色々質問されるだろうなぁ」
なんて想像している冷静な自分もいて
「あのピンクの何?」(でんぶ)
「女の子もパパと一緒にお風呂入るの?」
「電報、なんでカタカナなの?」
「お家に電話無いの?」
・
・
・
時代背景、言語、文化の違い 等々
学び多き作品だと改めて感じました

メイちゃんが
トウモロコシをトウモコロシと発音している
子ども故の可愛らしい言い間違いも
とっても微笑ましくて

(こういったのも、仏語字幕で観ている夫には
残念ながら伝わっていないのですよね
)

質問といえば
『トトロ』鑑賞後、夫から
「結局のところ、トトロって何?」と聞かれ
「森の精(:トロール)じゃない?」なんて
けっこう自信ありげに答えてしまったのですが
Googleさんで検索したところ
あくまで 謎の動物 だそうな

続いて『魔女宅』
こちらは号泣はしなかったものの
要所要所でほろり

特に キキの魔力が弱くなり
ほうきで空を飛べなくなってしまった時
絵描きの女の子・ウルスラが
素敵なアドバイスをくれるのですよね
(そんな時は)何もしない んだと

煮詰まっている時って
考えれば考えるほど焦燥感にだけ苛まれ
上手く事が運ばないもの
そんな時は1度すっかり忘れて
気分転換してみたら良いんだよ、と
なんだか自分へのメッセージにも聞こえて
思わず涙が流れました

(↑自宅にある映画紹介冊子
)

私が子どもの時は
『トトロ』ならメイちゃんやサツキちゃん
『魔女宅』ならキキになったつもりで
わくわくしながら観たものですが
いずれ息子も主人公になったつもりで
わくわくしてくれるかしら
それとも、やはり『トトロ』ならカンタくん
『魔女宅』ならトンボ目線になるのかしら

大人になり、今では出産も経て
『トトロ』のお母さんやおばあちゃん
『魔女宅』のパン屋のおソノさんの気持ちが
痛いほど理解できる私
絵本でもそうですが、世代を超えて
その時その時 違った形で楽しめるというのは
とても素晴らしいことですよね

本日もお読みいただき
ありがとうございました
