今日の記事は
「日仏国際結婚を経てドイツ在住、かつ
ドイツで出産予定の方」に
特に参考になるかと思います

(って、なかなかいらっしゃらないですかね
笑)

申請関連で長文なので
どうぞ皆さま、斜め読みを〜

年末年始に日本へ一時帰国するにあたり
できるだけ早く航空券を押さえておきたく
先月 息子のパスポート等々の申請をしに
はるばるミュンヘンへ
(車で片道4時間近くかかるためホテルに前泊)
そして先週は受取りのため
シュトゥットガルトを訪ねました 

いずれも行き先は
日仏両国の領事館です



(✳息子はドイツ生まれの日仏ダブル国籍
)

大まかな申請&受領の流れとしては…
(ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州の場合)
◆◆ 日本の旅券 ◆◆
申請:ミュンヘンの領事館を訪ねる or
私たちのような遠方居住者は郵送可
(✳タイミング良く領事出張サービスと重なれば
シュトゥットガルトやフライブルクでも申請可能)
受領:申請者である子ども本人を連れて
ミュンヘンの領事館を訪ねる
(✳この度 タイミング良く領事出張サービスと重なり
先週、シュトゥットガルトにて受領
)

◆◆ フランスの旅券 ◆◆
申請:領事館のホームページより予約を取り
申請者である子ども本人を連れて
ミュンヘンの領事館を訪ねる
〔✳シュトゥットガルトの領事館ではできません

(日本のような領事出張サービスなし)〕
受領:自宅へ郵送
(✳届いたら旅券申請者専用のホームページを通じて
アクセスコードを入力、アクティベートして初めて
パスポートが有効となります
)

◆◆ フランスのIDカード ◆◆
(お財布に入るサイズで持ち運びに便利な身分証
)

申請:領事館のホームページより予約を取り
申請者である子ども本人を連れて
ミュンヘンの領事館を訪ねる
〔✳(フランスの)旅券申請と同様
シュトゥットガルトの領事館ではできません
〕

受領:出来上がったらSMSで連絡が入る
→受領日調整のうえ領事館へ電話予約
→ミュンヘンまたはシュトゥットガルトの
領事館を訪ねる(親のみでOK)
〔✳シュトゥットガルトでの受領を希望する場合には
申請時にその旨 伝えておくこと

(本来、8月末には出来上がっていましたが
IDカードはパスポートと違って急ぎではないため
日本の領事出張サービスと同じ日、つまり先週
シュトゥットガルトで受け取りました
)〕

といった具合です

申請に必要な書類については
すみません
↑こんな感じでボケボケなので
詳細は割愛させていただきますが
これまた大まかな流れと致しましては…
①子どもが生まれたら一週間以内に
出産した病院(or 市庁舎)に出生届提出
+後述の諸々の申請に必要な
出生証明書の発行も同時に依頼
〔✳出生届を提出する際に必要な書類は
ドイツでも地域によって多少異なるようで
私たちの住む小さな小さな田舎町では
在独日本領事館の発行する婚姻証明書はNG

「外務省発行のアポスティーユ付き戸籍謄本+認証翻訳」
が必要とのことでしたが、幸い発行日は問われず
1年前のものでも大丈夫でした

原本は返却されていました
)〕

②出生証明書が出来上がったら
今度は日仏両国に出生届提出(郵送)
(✳先ほどに引続き、出生証明書発行にかかる日数も
地域差があるようで、私たちの町では
丸々1ヶ月を要しました

日本の出生届についてはぜひこちらの
領事館のホームページご参照ください

ちなみに、フランスの出生届提出時は家族手帳や
出生時刻まで記載のある出生証明書が必要です
)

③出生届が受理され
子どもの(戸籍)登録が完了したら
◆◆ フランス ◆◆
家族手帳に子どもの情報が追加で印字され
郵送で戻って来る
(数週間で届きました
)

◆◆ 日本 ◆◆
(出生届を本籍地に直接送付するのではなく
在独日本領事館を経由して提出している場合)
頃合いを見計らって
本籍地の戸籍係に問い合わせる
〔 領事館への提出からちょうど1ヶ月くらいで
息子の名前が戸籍謄本に反映
その後、パスポートの申請に取り掛かるべく
日本に住む両親に頼んで戸籍謄本を取得
EMSで送ってもらうことにしました 

(✳私は結婚後、親の籍から外れていますが
戸籍謄本は直系家族であれば
委任状なしでの代理請求が可能です
)〕

といった具合です

毎度毎度のことではありますが
日仏独と3国が絡むと何かとややこしく

(✳緑色のは以前からの家族手帳)
フランスのパスポートについては先述の通り
自宅へ郵送していただけたのですが
なんと 3日で届きました
(笑)

仕事早っ





(着いて早々 航空券予約済み
)


どこかでどなたかのご参考になれば
幸いに存じます

本日もご拝読
ありがとうございました
