ヴェネツィア旅行 2日目 

まず向かった先が
ヴェネツィアンマスク店 兼工房
カーニバル特別イベント
" VENICE: A STORY OF MASKS "
に参加して参りました


①ヴェネツィアンマスクはどのように
また、なぜ使用されたのか?
②伝統的なヴェネツィアンマスクは
どのように作られるのか?
③古代ヴェネツィアンカーニバルの歴史
そして失われた伝統
という3部構成で
約1時間の無料講座です

(✳日程&時間帯によって英仏伊と3ヶ国語で開催
私たちは英語の会をネット予約しました
)

ヴェネツィアには無数の仮面ショップが並び
どちらを訪ねるべきかと迷っている中
たまたま見つけたこの講座
せっかくカーニバルの時期に来たからには
その背景を知っておいて損はない 

(なんせ無料だし
笑)

というわけで、はじまりはじまり 

(✳歴史的解説は長くなるためブログでは省略
以下、雰囲気のみのご紹介とさせていただきます

なお、続く2枚の添付写真いずれも
左上から時計回りにご覧ください
)

こちらの伝統的マスクは
マント→仮面→帽子の順に着用
脱いだ仮面は帽子のツバに
はめられるようになっています

糊付けした専用の厚紙を型に貼っていくと
仮面の土台が完成

左から順に
①(土色の)土台に黒い陰影を施す作業
②仮面に手描きの文様を入れる作業
③仮面に金箔を貼る作業
の様子とその出来上がり図です

工房では、実際に仮面作りの体験ができる
ワークショップも開かれています

(✳写真右上のような仮面が作れます
)

と、あっという間に1時間が経ち
講座終了です

カーニバルや様々な仮面に関する
歴史的背景を学べたことにより
後々 美術館や博物館で絵画鑑賞するうえで
とっても理解がしやすく
(カーニバルの仮装をした男女が描かれた作品
ヴェネツィアのたくさんの施設で見つけられます
)

当初あまり乗り気でなかったビーちゃんも
凄くタメになったと言ってました

工房の向かいがマスク店
写真撮影も試着もご自由に、とのこと
親子で色々試して楽しんでいるお客さまの姿は
見ていてほっこり致しました

動物がモチーフの仮面では
カバさんが特に可愛かった~

ちなみに
トム・クルーズ × ニコール・キッドマン主演
スタンリー・キューブリック監督遺作の
セクシー映画 "Eyes Wide Shut" の中で
使用されている仮面は
こちらのお店提供のものです

(↑かなりエロティックかつ不可解な映画で…
昔1度観たきり、全く内容覚えておらず
笑)

さてさて、そんな映画でも有名な
マスクショップ Ca' Macana
来年もこのようなイベントが開催されるか
現時点では判りませんが
今後 カーニバルシーズンに
ヴェネツィアをお訪ね予定の方はぜひ
参考になさってみてくださいね

本日もお読みいただき
ありがとうございました
