先週の土曜日
これまでずっと行きたいと思っていた
行って参りました
(✳外観写真、撮りそびれてしまったので
こちら、パンフレットよりお借りしています)
南ドイツの
夏はボーデン湖畔のリゾート地として
たくさんの人で賑わうこの町も
今は閑散としています
なんてったって
土曜の朝の気温 -8℃
日中もせいぜい-2℃と
とても寒~い1日でしたが
ミュージアムの中はぽっかぽか
お客さまも少なめで
のんびりじっくり観て回れました
地上階、最初のブースは
ツェッペリン(:硬式飛行船の代名詞)を
衰退へともたらした
アメリカ・ニュージャージー州における
ヒンデンブルク号爆発事故を伝える
新聞記事の展示で始まります
(✳こちらの事故についてご存じで無い方も
その事故の衝撃的な様子は、イギリスのロックバンド
井上陽水さんのシングル『最後のニュース』の
ジャケット写真としても使用されており
ご覧になったことがあるかもしれません)
飛行船というと
絵本『かぼちゃひこうせんぷっくらこ』
が思い出されてならない私は
(↑冒頭添付のリブログ先に詳細あり)
飛行船のイメージ
= お空にぷかぷか ゆったり飛行 (笑)
でも、実際のところ
当時、独米間をノンストップで就航
機体重量 およそ 118t
(✳乗客乗員、荷物、燃料等を含む総重量は220t)
大きさについては
現在のジェット機のもはや3倍と
想像を遥かに越える
スケールの大きさにビックリです
そんな飛行船では
機内(船内?)サービスも充実
(✳写真左下:お食事メニュー
右下:左からテレグラム、荷物タグ、航空券
いずれもサンプルがいただけます)
大西洋横断という長距離フライト
ベッドにシャワー、ラウンジも完備
(✳館内2Fへ上がるとベッドやラウンジ、そして
ラウンジ横の窓からは正面の駅舎が見られます)
以下、写真メインに
その他展示雰囲気ご紹介
(✳写真下:気球から飛行船が出来上がるまでの変遷)
1929年、世界一周の旅に出た
(ツェッペリン伯爵号)は
日本(霞ヶ浦)への寄港も果たしています
飛行船の浮遊理論やエンジンの仕組み等
高度な解説箇所も多々あって
時折ちんぷんかんぷんだった私です(恥)
〔 日本語で書かれていても理解に苦しみそうな
物理というか航空力学というのか
(✳解説はほぼ全て独英2ヶ国語で為されているものの
「タイトルのみ英語」というブースもあり)〕
と、そんな時は
ビーちゃんに聞くのが1番
彼は訳あって航空関係に詳しく
解説文より解りやすく教えてくれるので
とってもありがたいです
ミュージアムでは至るところに
上のような写真資料が置かれており
持帰り可能です
(✳いずれもしっかりめの厚紙でできていて
裏面には独語での解説やクイズが載ってます)
さてさて、最後は
ミュージアムショップでお買い物
(ドイツのAmazonさんより画像拝借)
ビーちゃんと中をめくってみたところ
思いのほか対象年齢が高く
(:文字が細かく、ページあたりの文も長め)
絵本は諦め
ポストカードと切手をお土産に
これにて見学終了です
ミュージアムにいらしていたお客さま
そのほとんどが40代以上と思われる男性で
皆さん、童心に返ったかのように
展示物にくぎ付け
女性やお子さんは
極端に少なく感じられました
確かに、子ども受けしそうな
アミューズメント要素はあまり無く
歴史的かつ専門的でお勉強色が強いため
どちらかというと
大人向けかなぁと思います
(✳ちなみに、館内最上階には
アートギャラリースペースもあります
現在の企画展、内容的にちょっぴり趣向が異なり
私たちは駆け足気味に済ませてしまいましたが
もしこちらもゆっくりご鑑賞されるとしたら
少なくとも2時間は見積もって行かれることを
オススメ致します)
南ドイツをお訪ねの際は
ぜひ足を運んでみてくださいね
( ミュージアム目の前に広がるボーデン湖 )
どうぞ素敵な週末を