フランスの世界遺産
Pont du Gard(ポン・デュ・ガール)を後にし
車でおよそ30分
着いた先は
古代ローマ時代の遺跡が数多く残り
イタリアやギリシャを思わせるような
異国情緒溢れる南仏の街
いざ 街の中心へ入ると
一通かつ細い道の多いこと

ナビが示してる駐車場に向かおうにも
どこからどう行ったら良いのか

暑さに空腹、ややこしい交通事情
イライラとパニックでもうお手上げ

菩薩ビー氏と運転交代です 

(いつ何時も冷静なビーちゃん、頭が下がります
)

とはいえ、さすがのビーちゃんも
あまりの一通具合に閉口気味

同じ道を行っては戻り迂回しては戻り
ようやく駐車場へ入るも
空車サイン出てるのに駐車スペースゼロ

と、しばらく葛藤した挙げ句
空きのある駐車場へとたどり着いた頃には
15:00ちょっと前

レストランはいずれも
ラストオーダーの時間を過ぎており
モノプリでサンドイッチと飲み物だけ買って
(✳モノプリ:フランスのスーパー "Monoprix")
こちらの木陰で遅いランチに↓↓
(ニームのシャルル・ド・ゴール広場)
雲一つない青空の下
公園ランチも悪くないです

腹ごしらえを済ませ
次に訪れたのが
(メゾン・カレ)
思いのほか小ぶりでビックリです



中では歴史フィルムが上映されており
入り口でチケット販売してます

(✳私たちは観なかったため、感想無くてすみません

続いて
「ニームと言ったらここでしょ」な場所へ
歩いて向かった私たちですが
チーン… 

(ニームアリーナ/円形闘技場)
バリケードが張られて入れません

というのも、この日は
夜から行われるコンサートに伴い
規制がかかっていたのです

まぁ残念ではありましたが、外から
イギリスの音楽グループ Massive Attack の
リハーサルの様子がうかがえたので
ある意味ラッキーだったかな

さてさて、お次は
実はこの敷地内に
ニームを代表する旧跡が2ヶ所

1つ目が
(マーニュ塔)
噴水庭園自体は無料ですが
マーニュ塔内の見学は有料です

〔✳大人1人3.5ユーロ(詳細はこちら)〕
先述の異国情緒
この写真から伝わるでしょうか

パッと見ただけでは
フランスとは判りませんよね

1度に大人10人、15人が精一杯の
小さな小さな展望台
そこへ1歩足を踏み入れると
まるで古代ローマへといざなうかのような
澄んだ空気でいっぱいです

そんなローマの先人たちに思いを馳せつつ
もと来た道を下っていると
ズズーーーッ、ドン

急勾配の螺旋階段
ズベーッと数段滑り落ちました

幸い手すりは掴んでいたものの
握力より滑り落ちる力の方が勝り
滑り台の如くサンダル裏からツルツルリ
そしてお尻をドカン

以前よりブログ読んでくださっている方は
覚えていらっしゃるでしょうか

5年ほど前に職場の階段から転落 

(✳この時は手すりのない階段で、頭からダイブ)
それを機に未だ首が痛む私で(冬は特に)
以来、階段には十二分に気を付けておりましたが
フランスはマーニュ塔の石の螺旋階段
「滑落注意」の標示目の前でやっちまいました 

それから2日後のこと、日本へ向かう飛行機の中で
左太もも裏に妙な痛みを感じたと思ったら
なんと15cm四方の大きなアザができておりました

マーニュ塔 上られる方は
くれぐれも足元お気を付けくださいね

さて、噴水庭園2つ目の旧跡
(ディアン神殿)
一部かなり風化してしまっていますが
門をくぐれば
やはりそこは古代ローマ
なんとなく空気が違って感じられるのです

とても静かな空間に心落ち着き
1日の疲れがふっと抜け去る
そんな不思議な神殿なのでした

これにてニーム観光を終え
滞在先であるモンテリマールへ帰還
最後に
ワニさん with ヤシの木です

〔✳写真左下は噴水公園入り口(左上は拡大したもの)
右上は市庁舎入り口、右下は地面
(笑)〕



長々と書いてしまいましたが
ニームという街に
興味を持っていただけたら嬉しいです

本日もお読みいただき
ありがとうございました


