東京は今
桜が満開だそうですね

桜
いつ観ても
「綺麗だなぁ」と…
まるで心を吸い取られるかの如く
その美しさを愛でずにはいられない
と同時に
あのはらはらと舞い
散りゆく姿
儚さを感じてなりません

むか~し昔
当時住んでいたマンションの
斜め向かいの社宅が取り壊された際
広い敷地の片隅に立つ
大きな桜が切り倒されました

桜の木は切り株となり
切り株から更地となり
そして出来上がったのは
高級分譲マンション
なんだかとっても切なく感じたのを
今でも覚えています

中高時代に読んだ
『櫻の樹の下には』(梶井基次郎作)
の強い印象もあってか
桜を観る度
ちょっぴり恐ろしさすら覚えます

桜
皆さんはどんな想いで
見つめていらっしゃるでしょうか

桜とは対照的に
真夏の強い日差しにも負けず
ギラギラと熱く輝く向日葵

サングラスをかけ
満面の笑みを浮かべているような

今の私は桜より
そんな向日葵を欲している気が致します

✳ブログ更新遅くなりました

イースター休暇でフランスに来ております 
