以前、ビーちゃん一家のメンバー紹介をした際(?の方はぜひこちらを
総勢13名!)、従妹が2人いたのを覚えていらっしゃいますか
今日はその長女の話です



大学の英語の授業の課題でクリスマスについてレポートを書くことになった彼女
提出前に軽く添削をしてほしいと、先週、私宛てにメールが届きました
すると、メール本文には「できるだけ早く(as soon as possible)添削してください」と
できるだけって言っても、その感覚は皆一様ではありませんよね




「"as soon as possible" ってあるけど、いつまでに返信したらいい? 学校の〆切はいつ?」と聞くと…
T・O・M・O・R・R・O・W

おいおい、いくらなんでもA4用紙7枚ギッシリ書かれたレポートを翌日までって

とはいえ、頼まれたからには、ねぇ
クリスマスカード書きの合間合間に休憩がてら添削することにした私


ん















あまりにトンチンカンな文が続き、もはや理解(想像?)不能です
しまいには眠気すら勝り、10行を超えた辺りでギブアップ


辞書の言葉を切り貼りしたような文、見て明らかに判ります
主語の繰返しに動詞の抜け落ち、極めつけは、人物が登場していないのに度々 He / She で始まる文章
まさにFrench English
フランス語ではヒトでなくとも男性名詞はil(英語のhe)、女性名詞はelle(英語のshe)と置き換えることがあります





ここまでくると、同じフランス人のビーちゃんの方がフランス人ならではの文法ミスに気付きやすいはず、ということで、残りの添削は(ほぼ全部
笑)ビーちゃんにバトンタッチ




私が真剣にクリスマスカードを書いていると、何やら隣でクスクス笑う声

従妹の直訳っぷりが面白すぎてツボにはまったビーちゃんです
(すみません、不謹慎で
って、私もなんですがね
笑)



それから2時間もかからなかったのかなぁ、あっという間に「終わった~」と言う彼
英語&日本語の講師をしていた私、作文やなんかを添削する時はじっくり細かく丁寧に見てあげないと気が済まない


私
「適当にやったんでしょー
」(英語)

ビーちゃん
「酷すぎて僕にも理解できない文章ばっかりで、最低限直してあとはクエスチョンマーク大量に付けといた
」(英語)

と、フランス人の彼をも唸らせる素晴らしい英語力をお持ちの従妹です

メールには、「ちんぷんかんぷんな文はクエスチョンマークを付けてそのままにしてある」「大学の英語の先生がフランス人だと願ってる(✳さもなければ絶対内容理解に苦しむはず!)」「直訳しすぎ」「辞書丸写ししない」等々、彼と私からの補足、意見が添えられました
もちろん、「これだけの長い文を書いた努力は認める」ともね

