3/16は、母の誕生日。故郷釜石に帰省したので、カトリック釜石教会でミサにあずかりました。

 

カトリック釜石教会

岩手沿岸ブロック  担当司祭 堀江節郎  (イエズス会)

所在地: 〒026-0022 岩手県釜石市大只越町2丁目4−4
電話番号: 0193-22-1165

主日のミサ:11:30から

 

実は、お邪魔するのは2回目です

カトリック釜石教会を担当されている堀江神父様は、釜石のご出身で、釜石で受洗された後、イエズス会で叙階をされ、約60年間、ブラジルなど海外で福音宣教をされた後、2019年、釜石に着任されました

私の所属教会の神父様から、釜石に帰省するならば、すごい人だから堀江神父様さまのミサに与ったほうがいいと助言をいただきました。2024年の夏にお邪魔したときは、北海道へ黙想会の指導に出張されていて、今回は、広島へ黙想会指導のためいらっしゃらずということで、3度目の正直に期待です

 

カトリック釜石教会のミサの時間を教える案内板

仙台教区のHPにも、『カトリック教会情報ハンドブック』にも書かれてなくて、電話してもたまたま繋がらず、前日行って、やっと確認できました

お隣が、14年の活動を終え、2025年3月11日に解散した、カリタス釜石でした

たくさんの愛をこの場から、被災地の皆さんに届けてくださったこと、忘れません

また「カリタス釜石としての活動は終了いたしましたが、カトリック釜石教会1階で行われているサロン「ふぃりあ」はカトリック釜石教会と住民の皆様によって継続して行われます」ということです

今度、帰省したときによってみたいと思います

 

私達を迎えてくださる聖母像

 

「日本のみなさまへ思いを込めて。」

2011年3月27日(東日本大震災から2週間後)に、ミッフィーの作者ディック・ブルーナさん(当時83歳)から朝日新聞宛に、この涙を流したモノクロミッフィーのイラストと、被災地の子供たちへのメッセージが届いたそうなのですが、それと同じ、イラストが刺繍されているっぽいものが、教会の入口にありました。世界初のミッフィーカフェが釜石にできたのもディック・ブルーナさんの震災にかける思いからだったそう。震災混乱期を思い出し胸が一杯になりました。

 

司祭様がいらっしゃらないので、「司祭不在のときの主日の集会祭儀次第」にそって、信徒たちだけでミサを進めていきます。これはこれで、共同体感が強まるイメージを持ちました。隠れキリシタンの方々も、こんな感じで進めていたのかな、とか、これから神父様がいらっしゃらない教会となっても、この手引でミサに与ればいいのだなと、ある意味安心しました。

 

釜石教会の聖堂は2階にあるそうなのですが(まだ入ったことがない)、足の悪い方がいらっしゃるということで、普段のミサは1階のお部屋でなさっているそうです。こちらは昨年夏に撮ったものなので、典礼色が緑となっています。

 

ある日の仙台教区第2地区 小教区の主日ミサ当番表をぱちり

4人の神父さま+集会祭儀で9箇所の教会で、主日のミサが開催されていることがわかります

司祭様たちの熱意と行動力に感激

 

3.11に開催された東日本大震災犠牲者追悼と復興祈願ミサ

釜石ではテゼが開催され、英神父様が来てくださったことがわかりました

 

仙台教区の聖年の行事表

全体感を持って大事に運営されている感を感じました。

 

街を歩くと、震災を風化させない工夫がありました

 

カトリック釜石教会で、地元に根ざした暖かい思いを味あわせていただきました。

これからもカトリック釜石教会が、地域の皆さんの希望の光であり続けますように!