
菅原文太氏の講演会に行ってきました。開口一番、「たかがヤクザ俳優なんかを立ち上がって出迎えなくていいから」とあの渋い声での挨拶から始まりました。氷見で瀬戸内海の名物だった鰆が獲れるようになったことなど環境問題を始め、農政、教育など多岐にわたる演題でした。中でもゆっくり生きることを日本人は忘れてるんじゃないかという主張があり、だからこそ未来を担う子ども達は急がせなくもいいじゃないかなというお話でした。「ハトやカラスのように忙しく羽ばたいたって遠くにはいけないよ。オオタカのようにゆっくり羽ばたいてみたらどうだ」という言葉が印象に残りました。