PRのノウハウやコツを持ち合わせていること。初期の楽天やライブドアはこうしたPRにより事業を急拡大させた会社、グローバルで言えばヴァージン・グループやオラクルもまたそのような会社であった。

ベクトルの西江社長は言う、ベクトルはPRの専業会社として大きく事業を展開してきた会社。世間的にも、ベンチャー界隈においてもPRと言う言葉はあまり馴染みの無い言葉。しかしとても重要に思う。  

また、米国ではPRが政治やベンチャー企業の活動においても盛んに議論されるというが、発達した経緯は第一世界大戦時、アメリカ政府は何百人ものジャーナリストやPRマンを起用し戦争の情報を集める一方で、敵国のドイツやオーストラリアなどのイメージダウンに繋がる情報を盛んに流した。 大衆に対しアメリカは崇高な理想の下で戦争していると浸透。このようなことを戦略的に実施したという。

■ベンチャーこそPRが重要

ベンチャーキャピタルの仕事を始めて3年超。多くのベンチャーを見てきたが、ベンチャーに大事なのは足元の売上が上がっていることだけではない。

・如何にポテンシャルを感じさせる事業であるか

・如何に事業が進んでいるかを客観的に見せることが出来るか

自分が関わっている会社がそれらを全部出来ている訳ではない。しかし、そういう風に思ってもらえるように事業を進めて行きたいと常々思っている。後者に関してはPRという概念が密接に関わってくると思うし、採用や営業においても如何に応援者を作れるか?に対してトライする上では重要。





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