消費増税法案の衆院採決を契機に始まった民主党分裂に歯止めがかからない。17日に離党届を提出した参院議員3人、「原発ゼロ社会の実現」を掲げる新会派の結成を表明。消費増税だけでなく、原発再稼働問題でも党内に火種がくすぶる現状を印象づけた。
「再稼働で責任を取れると言うなら、福島原発の安定化を国の責任でやってほしい。責任という言葉があまりにも軽い」
離党届を提出した谷岡郁子参院議員は17日の記者会見で関西電力大飯原発の再稼働を決めた野田首相を厳しく批判した。離党の理由として再稼働見送りの訴えが受け入れられなかったことを挙げた。
消費増税法案は18日、実質審議が始まる。3人の離党で民主党会派は88人に減少し、さらに3人が離党すれば、第1会派を自民党に譲る。野党に国会運営の主導権を奪われる事態も増している。
(毎日新聞 2012年07月17日 22時31分)
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