ペタしてね
2012年3月末、アイドルグループのAKB48がワシントンを訪れた。
今年は日米友好の証として桜の苗木が日本からワシントンに贈られてから100周年に当たる。それを記念して、AKBが「全米桜祭り」でコンサートを開いた。

米国のメディアにはほとんど取り上げられなかったが、唯一、地元でのイベントとあって有力紙のワシントン・ポストが文化面の1面に“J-pop royalty”(J-pop界の王族)と題した記事を載せた。
“Japanese girl group AKB48 breezes through D.C. in whirlwind of cuteness”

マイリー・サイラスやテイラー・スイフトなどは、いずれも現在米国の中高生に大人気のアーティストだ。これを読んだ英語ネイティブはたいていクスっと笑い「要するに、これといった才能は何もない、ただ『有名』なだけの存在ということ」と説明。

人種の坩堝(るつぼ)の国である割に、もしくはそうだからこそ、米国人は自らと異なる嗜好・見解に不寛容なところがある。

「友人にAKBの動画を見せたら、『これ見るのって合法?』と驚かれた」というMIISの学生もいた。

AKBもアジアでは一定の人気を誇っているとはいえ、文化の輸出は一筋縄ではいかない。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20120529/232676/
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