世界第2位の経済大国は、このところ成長が減速しているが、その抵抗力は懐疑派が考えている以上に強い。

中国の経済モデルは、国民にとっても不公平なものだ。銀行は、金利規制のおかげで、預金に対して十分な利息を払わず、預金者を食い物にすることが可能になっている。国営企業は、競争を妨げる障壁のおかげで、消費者に法外な値段で商品を売りつけることができる。

今週の本誌(英エコノミスト)の特集記事でも触れているように、急速な発展も詳しく見ると混乱をはらんでおり、中国経済には問題点が多い。驚くほど非効率的で、公平さは本来あるべきレベルに達していない。http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35302

バブル崩壊で死ぬか、インフレで死ぬか 不動産国家・中国の行方