youtubeは使用する回線状況によって画質を自動的に調節する機能がある。また、画質を任意に設定する機能もある。映像の解像度と転送速度は以下の通り。
2 Mbps YouTubeのHD画質モードの最高画質
9.8 Mbps DVD-Videoに記録できる最高画質
12 Mbps BS・110度CSデジタル放送の標準放送の品質
15 Mbps 地上デジタル放送のハイビジョン放送の品質
23 Mbps BS・110度CSデジタル放送のハイビジョン放送の品質
Jリーグの独占放送権を持つDAZNでは以下の環境が推奨されている。
標準画質(720p) | 5.0Mbps |
HD画質(1080p) | 9.0Mbps |
abemaTVでは映画「君の名は」を1080pの解像度で放送した。
上記の映像の再生には、表記の伝送媒体の転送速度を満たしていることが必要となる。もちろんパソコンの性能も必要ではある。
実はInternet Explorerではyoutubeの画質は720pまでしか選択できない。chromeでは4k動画も選択できる。また、スマホやiPhoneのyoutubeアプリでは1080pまでしか選択できない。スマホやiPhoneは無線LANを使用しているから、親機との位置関係によって思った通りのスピードが得られないことがある。また、スマホと無線ルーターの速度が上記の規格を満たしていることが条件となるが、IEEE802..11g/nでは実効速度が11Mpbsしか出ないことがあり、注意が必要だ。
最近のパソコンではHDMIのポートを実装しているもの、スマホやiPhoneもAVアダプターを利用できるものがあり、テレビとつなげれば高画質で見ることができる。
2016年のリオオリンピックでもテレビでは放送できない一部の競技をネットで配信していた。2020年の東京オリンピックでも多くの競技がネット配信されると思うので、回線の混雑が予想される
。