xrecode IIというソフトで音楽ファイルのフォーマットの相互変換ができる。xrecode IIはシェアウェアで、起動時に登録がされていない旨のダイアログが表示されるが、そこを通過すればすべての機能が使える。xrecodeはIIIがリリースされているが、試用期間を過ぎると使えなくなる。
xrecord IIを起動するとこんな画面が表示される。
「ファイルを追加」「フォルダを追加」あるいは音楽ファイルをそのままドラッグ&ドロップすればよい。上段には追加したファイルのフルパス名が表示される。
目的の形式で変換先のファイル形式を指定する。私は、M4A、ALAC、FLAC、MP3しか使っていない。
ファイルの変換の準備として、MP3、M4A、ALAC(Applelossless)、FLACのエンコーダ/デコーダを指定されたフォルダにコピーしておく必要がある。
ALACのエンコーダはqaacという外部ツールを用意する。このページからダウンロード、解凍してx64というフォルダーをC:\Program Files (x86)\xrecode II\にペーストすればよい。
m4aのエンコーダ/デコーダも準備する。ここからqtaacenc.exeをhttp://tmkk.pv.land.to/qtaacencからダウンロードしてC:\Program Files (x86)\xrecode II\x64\externalにコピーしておく。
M4A、ALAC、FLAC、MP3のパラメータは、工具(スパナ)をクリックして指定する。
M4Aをクリックするとパラメータの設定画面が表示される。
ここ外部ツールの保存場所をしておく。
FLACの設定画面は以下の通り。
ここでもFLACでハイレゾを使用する場合、外部ツールをここからダウンロードして、C:\Program Files (x86\xrecode II\x64\externalにflac.exeをコピーしておく。
上記ダイアログからflacd.exeを設定しておく。
mp3の設定画面は以下の通り。
ALACは以下のようなダイアログが表示される。
ハイレゾに変換する場合には、「設定」をクリックして外部ツールを指定しておく。
qaacのフォルダーにあるreflax.exeを指定する。
後は入力ファイルと出力場所を指定し、開始をクリックしてファイル変換を行う。出力先に「正確なフルパス」を指定しておくと入力ファイルにフォルダ単位で指定できるので、複数アーティスト、複数アルバム」などまとめて変換するときに便利だ。
ここで注目したいのは、m4a、flac、ALACなどtag情報を持っているファイルを変換した場合、変換先のファイルにも引き継がれる、ということ。
また、曲名やアルバム名などのタグ付けを自動的に行ってくれる機能もある。使用しているCDデータベースはFreeDBだ。