以前連載の仕事をさせてもらっていた某出版社の編集部で、夏の暑い盛りに百物語まがいの会がおこなわれたことがある。
百物語というのは、江戸時代に流行った怪談話の集まりで、真っ暗な部屋に人数分の蝋燭を灯し、一人ずつ怪談話を行う。一人終わるたびに蝋燭を消し、最後の蝋燭が消えたとき、恐怖の出来事が起きる(かもしれない)というものだ。
十人にも満たない参加者だったが、そこそこ売れっ子の漫画家がいたり、ライターやミュージシャンもいた。
これはその時聞いた怪談話をもとに作った短歌。
ぼくは身内の人間が経験した書店に出る幽霊の話をしたが、書店と幽霊がなんだかミスマッチで、実話なのにあまり受けなかった(泣)
