実は、Carl Zeiss JENA DDRのジャンクレンズも手に入れました。
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ジャンク内容は…
★絞りf4〜f22の動きが悪い
★ピントリング10で無限遠が出るオーバーインフ
ただし、レンズは実用問題ないレベル!

・絞りに関しては、MモードでもAモードでも開放したら閉まらない事が多い。
・オーバーインフに関しては、結構ズレが出てる。

この2点を改善修理します!
(^o^)/

まず、絞りの修理します。
私の場合、アナログカメラ(フイルムカメラ)には手を出さないので、オートピン動作関連の部品は撤去!
絞り羽を閉じるスプリングが劣化していたのと羽を動かすアームが変形していた。←コレが動作不良の原因!
デジタルカメラでは、オートピンを動作させる事は出来ない(必要ない)ので実絞りで動作すれば問題ない!

絞り羽を閉め動作させるスプリングも撤去した為、そのままだと開放のままになる為、絞り稼働レバーと絞りリング連結スライダーを極細ワイヤーで連結!これで、実絞りで動作します。
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そして、無限遠の調整!
これは、すぐに解決!レンズユニットを前後にスライドさせるらせん状のレールを止めているリングの緩み…下の写真の内側に有るリングがズレてました。

内側のスライドレールの位置を調整しながら外側のリングを締めて固定!
少し回しては固定…を3回繰り返し無限遠を調整しました。←これは、あくまでカメラのピーキング機能(ピントの合っている被写体のエッジに色が付く機能)で調整しましたので実写してみて違和感無ければ問題ないかと思います。
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そんなこんなで、1919年製造のレンズを使う事が出来るようになりました (*´╰╯`๓)♬

完!