イランカラプテ

2020714日火曜日

ウポポイ開業しました


カムイ(神)と共にあった アイヌの暮らし

北海道ウォーカーより


アイヌの人々は自分たちが普段食べているもの、着ているものはすべてカムイ(人知の及ばぬもの、神のような存在)が与えてくれたもの、という考えのもと感謝を捧げながら暮らしていました。常にカムイの存在を感じながらのアイヌの暮らしとは一体どんなものだったのでしょうか。


アイヌの人々は動物、植物はもちろん、道具類を含む世の中のすべてのものに魂が宿っていると考えていました。この魂がカムイです。日本語にすると「神」とされることが多いのですが、アイヌの人にとってのカムイは崇め奉るだけの存在ではなく、関係はあくまでも対等。人間が必要としているものを与えてくれることには感謝しつつ、抗議することもありました。


アイヌ民族博物館学芸課の竹内隼人さんによると、「例えばコタン(村)で何人もが同じような病に苦しんでいると、流行病のカムイが仕事をしているためだと考えたんです。そこで、そのカムイに対して『お前の役割はここで果たすべきではない。出ていきなさい』といった祈りを捧げていたようです」。


カムイに祈りを捧げることをカムイノミと言います。「大きな儀式だけではなく、例えば『これから漁を行います。どうぞお力添えを』といったひとりでできるものも含まれます」。大きな儀式はコタン(集落)の人格者であるエカシ(長老)が祭主となって執り行います。


このカムイに、私はとてもとても共感できます、人間がつくりだした神的存在は、

私、あまり信じる気にはなれないのですよね〜