1361

 人生はまさにプラスマイナスゼロである。苦労した分だけ幸せが待っているということを、昨夜のテレビで改めて教えて貰った。昨年末、「フナイ通信」を読んで知っていたので興味深く観ていたが、記事とは違って人生のドラマはやっぱり涙を誘う。斎藤里恵(25)さんは、銀座のホステス日本一になった人である。病気の後遺症で完全に聴力を失う110ヶ月の時である。母親の懸命なる教育で普通学級に通うが、あまりのイジメに耐えきれず高等学校を中途退学する。不良少女と周りからいぶかられ、自分の思いを伝えることができずもだえ苦しんだ。しかし20才のとき、ある人との出会いから人生が変わっていく。

仕事は道楽、人生は極楽道なり 仕事は道楽、人生は極楽道なり


ホステスという所謂水商売の道にはいる。家族から理解を得ることができず、その確執に悩み続ける。仕事では、言葉はしゃべれないが筆談によってお客様の心を捉えていく。母親はいつも、「とにかく一番になりなさい。一番になれば周りは認めてくれるから」と教えていた。「そうだ東京へ行こう!」と、単身青森から東京へ出て銀座のホステスに。


仕事は道楽、人生は極楽道なり 仕事は道楽、人生は極楽道なり

(到津公園でのどんど焼き。皆さんにぜんざいが振る舞われた)



仕事は道楽、人生は極楽道なり 仕事は道楽、人生は極楽道なり

 心に響く筆談によって多くのお客様を感動させ、一躍日本一に。「難題のない人生は無難の人生。難題のある人生は有難い人生」や「辛いのは、幸せになる途中」(辛いの字に一を足すと幸せになる)などの、筆談を繰り広げる。苦労した分だけいろんな言葉が浮かんでくるのだろう。母親に「日本一」を伝えるために青森に帰ってくる。そして筆談によって長く続いた確執も徐々にほぐれてゆく。母子が抱き合い、やっと本当の幸せが訪れる。人生はまさにドラマあり、+-=0である