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イチロー選手のプラス思考には驚かされるが、戦前、日銀総裁、蔵相、総理大臣を歴任された高橋是清さんのプラス思考もこれまた凄い。もしも高橋是清さんが生きていたら、この世界大恐慌をどう舵取りしたか??極めて興味深いところである。


仕事は道楽、人生は極楽道なり 仕事は道楽、人生は極楽道なり

彼の母は15才で奉公先の主人に懐妊させられ、生後34日で仙台藩の足軽高橋家の里子に出される。母と会うのは2才の時一度だけで、母は彼が9才の時この世を去っている。慶応3年サンフランシスコに留学。英語で「何が描いているかサッパリ判らん」と書き付けにサインしてしまい、奴隷に売られる。運良く救出されるが、その後も、投資家にのせられ大損。ペルーの鉱山開発では、家屋敷を売る羽目に。しかし、高橋是清は全く悲観することがない。



仕事は道楽、人生は極楽道なり 仕事は道楽、人生は極楽道なり




仕事は道楽、人生は極楽道なり 仕事は道楽、人生は極楽道なり

自叙伝によると、23才のころ、誤って藩主の奥方のきれいな着物をつかみ「おばさん、いいべべだ」と言って、周りの人々を震撼させた。しかしその奥方は、叱るどころかいろいろな品を与えて帰した。足軽の子が奥方に召されるなど例がなかった。足軽長屋の人々から「高橋の子は幸福者(しあわせもの)よ」と言われ続けた。「自分は幸福者だという信念が、その頃から胸中深く印せられ」どんなに失敗してもいつか自分には運が巡ってくると信じて努力する癖がついたという。

自分は運がいいと思って生きる大切さを物語っている。(歴史学者・磯田道史 この人、その言葉より)