959号
「私はもう老い先短いからいいですが、次の子供たちや孫たちのために森を残してあげて下さい。是非みなさまが近しい人に伝えてあげて下さい」と、平野虎丸さん70才(熊本県人吉)は、日本熊森協会主催の「村上敦&平野虎丸ジョイント講演会」で訴えておられた。〔23日(土)〕
村上敦さんは、ドイツの森林保護の実態を話されていたが、個人であろうが、地方自治であろうが、国家であろうが、森の所有者が全責任を持って森林保護をしなければ、重い罰則が科せられていると言ったお話しだった。
それに比べ、日本は公務員が管理するものだから、採算性を度外視してやりたい放題。その結果保水力はドンドン下がり、森は荒れ放題、日本各地で土砂災害を招いている。平野虎丸さんは32年前からこのことに気付き、あらゆる所で訴え、また行動をされてきた。
何十ヘクタールという広大な荒れた森を買い取って、自然復元に全力を挙げておられる。そんな凄いことをやられているのに、とても人情深く謙虚なお方だった。そうだろう、わが身を省みず命がけで森林行政にもの申すのだから、どれほど心に秘めた情熱が燃えたぎっているか・・・何でもそうだが実践したものだけにしか分からないもの、伝わらないものがある。今の政治家は、理屈と言葉だけが先行して、実践が伴っていないからとんでもないことを平気で言うようになる。
(左・木許実行委員長、左・南里福岡支部長)
本当にこの國の行く末を案ずるならば、山には入ってみろ。動物たちがどんなに苦しんでいるかがよく分かるだろう。それはとりもなおさず、我々人間の近い将来を示唆していると言うことが判るはずだ。そのことを虎丸さんは訴えたかったのではないだろうか。我らが平成の志士・きいたかしももっと勉強して下さいよ。己が変わらねば国民も変わらないと言うことを肝に銘じて欲しい。





